NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の18日に放送された第31話の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、鶴亀撮影所で、女優の卵として映画の世界に飛び込んだ千代。癖の強い片金所長(六角精児)と監督の面談にも晴れて合格し、早速、助監督の小暮(若葉竜也)に連れられ、初めての撮影現場に臨む。ところが映画の現場を知らない千代の振る舞いが監督を激怒させ、作品から外されてしまう。さらには、先輩の大部屋女優からの容赦のない嫌がらせの日々。親切なのは小暮のみ。そんなある日、千代は憧れの女優の高城百合子(井川遥)に偶然再会する。