尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(74)が、大学入学共通テストで受験生が失格となった“鼻出しマスク”をめぐる問題について、「試験妨害行為ならば毅然とした指導・監督は当然ではないでしょうか?」とした。

尾木氏は18日、「試験妨害は許されない!」のタイトルでブログを更新し、16日に実施された大学入学共通テストの第1日程で受験生の1人がマスクから鼻が出ていることを係員から度々注意されるも従わなかったため失格となった問題に言及した。

ネット上でも物議をかもしているが、「試験はその教室の受験生全員が気持ちよく 全力投球出来て当たり前なのです 『鼻マスク』問題は ・周りの受験生の皆さんに不快な思いや感染の心配、監督とトラブルになっていること、自分たちが他の教室に移動しなければならないという大変な迷惑を被ったとされることこそが失格に値する大問題ではないでしょうか?」と問いかけた。

続けて「単なる鼻マスク問題ではなく試験妨害行為ならば毅然とした指導・監督は当然ではないでしょうか? みなさんが安心して試験に打ち込めるように監督官は神経をすり減らしておられるはずです」とした上で、「状況を広く、他の受験生の立場からも捉える必要があるのかもしれません」とした。