菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の第2話が20日放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が8・8%だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

第2話は、同じ相手とは知らず、整体師の渉(東啓介)を好きになってしまった碧と空。久々の恋する気持ちに浮かれる碧は、新作の恋愛小説に役立てるという名目のもと、気合を入れて整体院へ向かった。

一方、出版社では「40代の女性が整体師に恋する」という碧の陳腐な企画を聞いた編集長・小西(有田哲平)が首をかしげていた。そんな中、担当の漱石(川上洋平)は人知れず碧のことを気にかけていた。

大学では、空がゼミ中に落書きしたイラストを見た光(岡田健史)が、“大事な話”があると空を呼び止めた。前回の飲み会以来気まずい関係の光に身構える空だが、喫茶店に空を誘い出した光はまさかのカミングアウト。なんと、自分は大学デビューで人気者のブランディングに成功した、隠れ二次元オタクだと打ち明けた。さらに光は、ある突拍子もない提案を空に持ちかけた。

家に帰った空は早速興奮気味に碧に報告。しかしひょんな事から話がこじれ、言い合いに発展してしまった。お互いを思いつつ、母と娘は素直になれなかった。頭を冷やそうと家を飛び出した空は、立ち寄ったカフェで偶然渉に再会した。なぜか自然な流れで、動物園デートの約束を取り付けることに成功した空。そして同じ時、空を探しに来た碧は、カフェの外から親しげに話す空と渉のツーショットを見かけ、衝撃を受けた。

その夜、碧はおだやのゴンちゃん(沢村一樹)と俊一郎(中村雅俊)のもとへいった。動きだした空の不器用な恋に、碧はある意外な心配をしていた。