関ジャニ∞大倉忠義(35)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「知ってるワイフ」(木曜午後10時)の第4話が、28日に放送される。

大倉が演じるのは、結婚5年目で2児の父親の銀行員・剣崎元春。職場では上司から叱責(しっせき)され、疲れて家に帰ると妻の澪(広瀬アリス)から怒鳴られて「こんなはずじゃなかった」と悩みを抱える恐妻家だ。澪は家事と2人の子供の育児に追われ、ストレスがマックスの“ワンオペ主婦”。そんなある日、元春は公演で出会った謎の男、小池良治(生瀬勝久)にもらった500円玉を使って、大学時代にタイムスリップ。新しい生活では、元春は大学時代のマドンナ、江川沙也佳(瀧本美織)と結婚して、澪は銀行の同僚になっていた。「過去に戻って選択を変えれば、妻が代わり人生も変わるのでは」という、ファンタジーなラブストーリー。

第4話では、同僚の澪を家へ送る元春。すると澪の母の久恵(片平なぎさ)が現れて、元春に懐かしそうに抱きついてきた。さらに久恵は元春を婿と呼び「澪が毎日怒るから家に帰って来なくなったのよ」と言う。澪は「母が認知症を患っていて変なことを言ってすみません」と元春に謝る。

だが、元春は気が気ではない。元春は、澪と結婚していた以前の世界で、すでに久恵の認知症が発症していたのではないかと思い、ショックを受ける。忙しさにかまけて自分は気にもしていなかったが、澪の態度に思い当たることがあった。

澪の家を出た元春は、久恵が「自分が過去を変えたことを知っているのではないか」という疑念を拭いきれない。それを知っているのは自分ともう1人、小池だけのはず。元春は小池を探しに出会った公園へ行くが、姿は見当たらない。

翌日、元春は妹のなぎさ(川栄李奈)から母が作ったいなりずしを受け取る。かつて元春の母が作ったいなりずしを澪が好きだったことを思い出した元春は、銀行で1人で残業している彼女に届けに行く。すると、元春より先に来ていた同期の津山(松下洸平)が澪に告白をしていた。なぜか元春の気持ちは揺らいでしまう。

その直後、泊まりがけの研修に一緒に行くことになった澪と津山。津山はこれを機に彼女を口説き落とそうと、なぎさの夫で居酒屋「MISHIN Kida’s Kitchen」の店主の木田(森田甘路)と盛り上がるが、元春は思わず反対してしまう。