お笑いコンビ霜降り明星が3月にフジテレビ系で生放送される「R-1グランプリ2021」決勝のMCに決定したと25日、制作のカンテレが発表した。

粗品(28)は19年に優勝。せいや(28)は18年に敗者復活から決勝に進出。

MC就任に、粗品は「すごい角度からのありがたい話やなと思いました」と喜んだ。もともとピン芸人だった粗品はアマチュア時代から挑戦を続け、18年に決勝進出。翌年に優勝。「個人的にR-1グランプリめちゃくちゃ好きで、芸人随一のR-1好きです。だから光栄ですし、めちゃくちゃ楽しみですし、プレッシャーも感じています。頑張りたいです」と語った。

19回目となる今大会から、出場資格が芸歴10年以内に変更となり、表記もカタカナになるなど大きくリニューアルされた。粗品は「ガラっと変わるんじゃないですか。まず顔ぶれが変わりますし。これが良い方に出るか悪い方に出るか分からないですけど、より粗削りな、今までで一番“めちゃくちゃ”な大会になったらいいなという期待感がありますね」とコメントした。

せいやも「今回大役のMCで恐縮しているのですが、これをステップアップにして、審査委員長の座を狙いたいと思います」と意気込んだ。R-1の魅力に「ひとり芸って、よりコアなお笑いのジャンルだと思います。漫才とかコントは浸透していると思うんですけど、R-1の方がお笑い的には“深み”があると言いますか」と話した。