フリーアナウンサー小倉智昭(73)と女優本田望結(16)が11日、都内で「チャレスポ!TOKYO」のオンラインイベントでトークショーを行った。

パラスポーツ(障がい者スポーツ)の魅力を知ってもらい、スポーツを始めるきっかけとなることを目指す東京都主催のイベント。

障がいを持った人たちがバドミントンやトライアスロンに挑戦する姿を紹介して、小倉は「トライアスロンなんて1種目だけでも、なかなか挑戦できない。これに挑むのは素晴らしい。頭が下がります」と話した。

本田は女優業とともにフィギュアスケートの競技者としてもトップを目指している。兄の太一(22)、姉の真凜(19)、妹の紗来(13)もフィギュアスケートの選手として知られている。「試合が終わったら『お疲れさま』くらいで、きょうだいでフィギュアの話は全くしません」と本田が話すと、小倉は「それがいいのかも」とうなずいた。

小倉から女優業とフィギュア競技をやることについて聞かれると、本田は「2つも好きなことを見つけられた。自分は欲張りなのかなと思ってもいたけど、小さい頃からの夢が“滑って踊れる女優さん”。その夢を崩さずに頑張っていきたい」。どちらが好きかについては「お父さんとお母さんのどちらが好きかと聞かれるのと同じこと。両方やっているのが自分」と話した。

本田の兄の太一は今季での引退を表明している。「もしかしたら本田家のフィギュアが、あと少しになっているのかも。悔いのないようにトップを目指して頑張ります」と話した。