TBS系昼の情報バラエティー番組「噂の!東京マガジン」(日曜午後1時)が、4月からBS-TBSに移行することが14日、分かった。

1989年(平元)10月に始まり、31年以上、TBSの日曜昼の顔として愛されてきた番組。“身近なできごとから世の中が見える番組”をモットーに、実際に現場を取材する「噂の現場」、街の若者がさまざまな料理に挑戦する「やって!TRY」などのコーナーが人気だった。

世帯視聴率も悪くなかったが、同局が意識する若年層視聴者を獲得するための編成方針の影響を受けたとみられる。

番組は1484回目となる3月28日の放送を最後に、地上波の放送を終了。地上波で31年半の歴史をもって、BS-TBSへ引っ越しする形だ。

同局瀬戸口克陽編成局長は「TBSグループ強化の一環として、この4月、BS-TBSへ移行することを決めました。これまで番組をご覧いただき、支えていただいた視聴者の皆様に心より感謝申し上げます」と感謝した。

続けて「数々の名物コーナーがある番組ですので、引き続きBS-TBSにてお楽しみいただければと考えております。そして、現場ロケや歯に衣(きぬ)着せぬスタジオトークで、時代の『今』を伝え続けていただいた森本毅郎さんはじめ、出演者の皆様にも、深く感謝申し上げます」としている。