4日に放送された、関ジャニ∞大倉忠義(35)主演のフジテレビ系連続ドラマ「知ってるワイフ」(木曜午後10時)の第9話の視聴率が5日、7・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と分かった。

前回の7・6%と同じだった。

初回から6・1%、7・0%、6・5%、7・6%、7・8%、7・8%、7・6%、7・6%だった。

大倉が演じるのは、結婚5年目で2児の父親の銀行員・剣崎元春。職場では上司から叱責(しっせき)され、疲れて家に帰ると妻の澪(広瀬アリス)から怒鳴られて「こんなはずじゃなかった」と悩みを抱える恐妻家だ。澪は家事と2人の子供の育児に追われ、ストレスがマックスの“ワンオペ主婦”。そんなある日、元春は公園で出会った謎の男、小池良治(生瀬勝久)にもらった500円玉を使って、大学時代にタイムスリップ。新しい生活では、元春は大学時代のマドンナ、江川沙也佳(瀧本美織)と結婚して、澪は銀行の同僚になっていた。「過去に戻って選択を変えれば、妻が代わり人生も変わるのでは」という、ファンタジーなラブストーリー。

第9話で、銀行のマラソン大会の途中、澪は、元春が倒れたと勘違いして抑えていた本当の気持ちに気づいてしまい「好きです」と告白し、キスをしてしまう。しかし元春は澪の思いを受け入れることをしなかった。

元春は小池に、妻の沙也佳と離婚したことを話す。かつて澪との結婚生活がうまくいかなかったのは自分自身のせいだと気づいたが、また同じことを繰り返し何も変わっていないと後悔。すると小池は、澪とやり直せるから良かったのではないかと言うが、元春は、親友の津山(松下洸平)と澪は交際しているから絶対に出来ないと告げる。

だが、事態は思わぬ方向に動きだす。澪が津山に別れを切り出した。木田(森田甘路)の店で澪には他に好きな人がいるようだと泣く津山。木田は二股? と驚くが、居合わせた元春は、澪はそんな女性ではないとかばうのが精いっぱいだ。

一方、木田の妻で、春の妹のなぎさ(川栄李奈)は、澪から津山と別れたことを知らされる。好きになってはいけない人を好きになったと打ち明ける澪に、なぎさは元春ではないかと尋ねる。驚く澪に、なぎさは責めたり応援もしないが話ならいつでも聞くと告げた。

翌日、元春は澪に津山とのことを考え直して欲しいと頼みこむ。だが、澪はキスには何の意味も責任もないし、元春との関係に進展も期待していないと告げる。そんな2人の会話を、津山が聞いていた。