NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の1日に放送された第61話の平均視聴率が17・4%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、千代は、道頓堀で起こった放火騒ぎが弟のヨシヲ(倉悠貴)たちの仕業だったと、劇団の仲間たちに謝る。一方、一平(成田凌)は突然、岡安を出ていき、部屋を借りて1人で暮らし始める。お茶子たちは、一平に“いい人”ができたのではとうわさする。ヨシヲと別れた夜以来、一平に対して気まずい思いを抱く千代だった。千代は一平から「俺と一緒にならないか」とプロポーズされていた。

千代は、岡安のハナ(宮田圭子)から一平へのお使いを頼まれてしまう。新居を訪れると、部屋の中から女の声がした。すでに香里(松本妃代)が手伝いに来ていた。そこに一座の仲間も訪れ、引っ越し祝いはにぎわいを見せる。さらにそこに鶴亀の大山社長(中村鴈治郎)が現れ、一平に2代目天海天海の襲名を要請する。しかし、一平は父の名を継ぐつもりはないと襲名を拒否する。