フジテレビは8日、都内の同局で4月改編説明会を行った。

チョコレートプラネット、霜降り明星、ハナコの3組による新バラエティー番組「新しいカギ」(4月スタート、金曜午後8時)について、制作統括の中嶋優一氏が「期待が3分の2、不安が3分の1」と語った。

「めちゃイケ」「はねるのトびら」などの人気コンテンツを輩出してきた同局にとって、コント中心の総合お笑いバラエティーは久しぶり。中嶋氏は「今回のメンバーは実力者がそろっているのに加え、メンバー7人の個性、芸風がかぶっていないので、幅広くいろんな企画ができるのは心強い限り。黒沢明監督の『七人の侍』の状態」。

一方で「何年か前にお笑い総合バラエティーが姿を消して、この番組で復活ということで、ここから国民の皆さまに楽しんでいただけるようにスタッフの努力が必要。40代の総合演出の下に20代後半の3人の次期エースが取り組んでおり、若い力が不安を払拭(ふっしょく)してくれると信じている」と話した。