TOKIO長瀬智也が主演のTBS系ドラマ「俺の家の話」(金曜午後10時)第9話が19日放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が7・7%だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は11・5%、第2話は9・7%、第3話は8・9%、第4話は8・2%、第5話は9・7%、第6話は8・5%、第7話は9・3%、第8話は8・3%だった。

同作は、長瀬演じるピークの過ぎたレスラー、観山寿一が、死期の迫った「能楽」の人間国宝である父親(西田敏行)のヘルパー(戸田恵梨香)と、家族を巻き込んで遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げる異色のホームドラマ。

第9話で、妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一(長瀬智也)は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然の帰宅。「自分には能しかないと気づいた」と言う寿限無を誘い、寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かけた。スーパー世阿弥マシンに扮(ふん)した寿一をはじめ、慰問に来たさんたまプロレスのレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げた。そして、その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。

一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていた。同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿があった。