佐藤健(32)が24日、都内で行われた主演映画「るろうに剣心 最終章 The Final」(大友啓史監督、4月23日公開)、「-The Beginning」(同、6月4日公開)完成記念配信イベント「るろうに剣心 GLOBAL FAN SESSION(グローバル・ファン・セッション)」で、10年にわたって共演した武井咲(27)が結婚し、母になって「変わってしまっているんじゃないかと怖かった」と吐露した。

佐藤は劇中で伝説の剣客「人斬り抜刀斎」こと緋村剣心を、武井は剣心が明治維新後に出会った神谷道場の師範代・神谷薫を演じる。実写映画の第1作は12年、14年8、9月には続編「-京都大火編」「-伝説の最期編」が連続公開された。その後、武井は17年にEXILE(エグザイル)のTAKAHIROと結婚し、18年3月に長女を出産した。

「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」の撮影は同年11月にクランクインし、19年5月まで及んだ。そこで佐藤は武井と再会した。佐藤は「武井さんと会うのは久しぶりだった。ニュースでご結婚し、ママになったと知って…お母さんになると、人が変わってしまっているんじゃないかと、怖かった」と当時を振り返った。その上で「お会いしたら(第1作を撮影した)10年前がフラッシュバックするくらい、つやっぽくはありながらも、武井さんの良さが失われず、そこで非常に安心しました。良かったなぁと」と笑みを浮かべた。

武井は、佐藤と再会した際「あぁ剣心だと思った」と笑みを浮かべた。その上で神谷道場のセットについて「当時のままの再現…細部まで全く同じで。ブランクを感じずにいられた」と、第1作に忠実に再現されたことが大きかったと語った。佐藤も「道場という場所もそう。仲間がいるホーム館。剣心が旅をして初めて帰る場所が出来たのが神谷道場。僕もホーム感を感じた」と語った。