立川志らく(57)がMCを務めるTBS系「グッとラック!」(月~金曜午前8時)が26日、最終回を迎えた。

志らくは番組最後にあいさつし、感謝と悔しさを語った。

「番組終了が決まってから抜群に面白くなったと周りに言われた。開き直ってやけくそになったのが一因としてないことはない。そうではなく、みんなの役割分担ができて、息が合ってようやく面白くなった。半年から1年やれば、もっと違う番組になれたんじゃないかという悔しさはあります。だけども、貴重な朝の時間を、私のような何でも言いたい放題の落語家に任せてもらえたのは、TBS、支えてくれた視聴者の皆さんに感謝してます」と話した。

さらに「愚痴を言わせてもらえれば、正常時にやらせてもらいたかった。1年半のうち1年は(新型)コロナだった。でもそれは考えようで、コロナ禍を全力で走り抜いたのがこの番組」と振り返った。

29日からは、お笑いコンビ麒麟の川島明らがMCを務める新バラエティー番組「ラヴィット!」がスタートする。志らくは「皆さん、ぜひご覧になってください。私は見ませんけど」。共演者が驚くと、志らくは「当たり前! 見るわけない! 2~3年たったら心穏やかな気持ちで見られるかもしれないけど。だから『ラヴィット!』は短命で終わったら承知しない。何のために『グッとラック!』を終わらせたか分かんなくなる」と、辛口エールを送った。

志らくは「皆さんありがとうございました、グッとラック!」と、親指を立て深々と頭を下げた。

同番組は19年9月30日からスタートし、1年半放送した。