女優の土屋太鳳(26)が、映画「陽はまた昇る」「半落ち」などで知られる映画監督で、昨年62歳で亡くなった佐々部清(ささべ・きよし)さんの一周忌を迎えた31日、「今でも信じられません。そして今も悲しいです」と思いをつづった。

土屋はインスタグラムを更新し「1年経ちました。1年前のこの日は雪で、満開の桜に雪が積もる動画を載せると佐々部清監督が『いいね』をしてくださいました。離れていても、『見守ってくださってるんだな』と心が熱くなりました。そして、佐々部監督ならこの景色を観てどんな映像を創りあげるだろうな…と想像したり いつか佐々部監督が撮る桜のシーンの中で演技が出来たらいいなと思いました。でも佐々部監督が『いいね』をくださったのはその日が最後でした」と振り返り、「もう、いただくことは出来ません。今でも信じられません。そして今も悲しいです」と吐露した。

土屋は2011年公開の映画「日輪の遺産」で佐々部作品に参加し、19年2月放送の日本テレビ系ドラマ「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」では主演を務めた。「映画『日輪の遺産』でご一緒した時から、難しい場面の前は必ずしっかりと時間をとり、ゆっくりと話してくださる監督でした。そして、じっくりと待ってくださる監督でした。だけど同時に、『ここは、こうしたいよね!』とキッパリと要求してくださる監督でもありました」としのび、「教えて下さったことを忘れずに、演技ではない演技を追いかけていきたいと思います」とつづった。