TBS系「渡る世間は鬼ばかり」やNHK連続テレビ小説「おしん」など人気ドラマを手掛けた脚本家橋田寿賀子さんが急性リンパ腫のため、4日、亡くなった。95歳だった。訃報を受け、TBS系「渡る世間は鬼ばかり」などに出演した長山藍子(79)が5日、日刊スポーツの電話取材に「ショックで混乱しています」と話した。

NHK大河ドラマ「おんな太閤記」「春日局」など、橋田氏が手掛けた作品に数多く出演してきた。長山は「いいお仕事をたくさんさせていただきました。すばらしい方でした。長い間、ご一緒させていただいたので、思い出はたくさん、たくさんあります」と話した。

橋田さんの訃報はこの日、報道で知った。ただ、前日4日に「渡る世間-」プロデューサーの石井ふく子氏から電話があったことを明かした。長山は「石井先生は橋田先生のところに行くとおっしゃっていました。30分以上お話ししましたけど、それ以上、橋田先生のことは一言もおっしゃいませんでした。きちんと発表されるまでは、ということだったんでしょうね」と話していた。

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