野村萬斎(55)が総合演出を務め、父万作(89)息子裕基(21)とともに親子孫3人で出演する「狂言劇場 その九」(6月18~27日、東京・世田谷パブリックシアター)のビジュアルが15日、解禁された。

「狂言劇場」シリーズは、古典芸能の枠にとどまらず、狂言を舞台芸術として上演する企画で04年に始まった。

第9弾は、Aプログラム「武悪」「法螺侍」、Bプログラム「舟渡聟」「鮎」で、日替わり、公演替わりでどちらかのプログラムを上演する。

「法螺侍」では、これまで万作が演じてきた洞田助右衛門を萬斎が、萬斎が演じてきた太郎冠者に裕基が、初めて挑む。「鮎」は作家池沢夏樹氏が書き下ろした。

3人のほか石田幸雄らも出演。