来年度のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜脚本、小栗旬主演)の第3次出演者が27日、同番組の公式ツイッターで発表され、佐藤B作(72)の出演が明らかになった。

佐藤は5回目の大河出演で、「三浦党の惣領」三浦義澄を演じる。合議制で政治を動かした、鎌倉幕府13人の有力者のうちの1人となる。ツイッターでは「目出度いのう、目出度いのう!」のせりふと共に紹介された。

佐藤は「13人のメンバーに入っている役ということで、とてもうれしいし緊張します」。

「ただ、三谷くんから商店街のオヤジのように演じてくださいというアドバイスをいただきましたので、楽しんで演じられそうでワクワクしています!!!」とコメントを寄せた。

第3次出演者はこの日、公式ツイッターで随時発表され、「奥州の覇者」藤原秀衡(ふじわらのひでひら)役の田中泯(76)、「源頼朝の愛妾」亀役の江口のりこ(40)、「甲斐源氏の棟梁(とうりょう)」武田信義役の八嶋智人(50)の出演が発表されている。

主演の小栗旬のほか、これまでに菅田将暉、小林隆、中村獅童、宮沢りえ、大泉洋らの出演が発表。今月9日には、第2弾出演者として新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行の参加が明らかになっていた。

鎌倉時代を舞台に、小栗演じる北条義時が幕府の最高権力者に上り詰める姿を描く。脚本は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く3作目の大河となる三谷幸喜氏が手掛ける。