第24回日刊スポーツドラマグランプリの年間投票がこのほど行われ、最終回の世帯視聴率32・7%と驚異的な数字だったTBS系「半沢直樹」が作品賞を受賞した。

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福澤克雄監督 このような賞に選んでいただき、ありがとうございます。とても栄誉のあることと感動しています。日曜劇場は「世に活力を届ける」使命を帯びていると思っています。中でも「半沢直樹」は“働く人にエールを”という思いで制作しました。「企業物は当たらない」と言われたこともあった中、このような結果と評価をいただく作品となったのは、ご覧いただいた視聴者の皆様はもちろん、コロナ禍で大変な状況の中、一丸となって取り組んだキャスト・スタッフがいたからです。このたびは本当にありがとうございました。

◆TBS系連続ドラマ、日曜劇場「半沢直樹」 13年に放送され、堺雅人(47)演じる主人公の半沢直樹が銀行内の不正の数々を暴いて人気を得たシリーズの続編。出向先で奮闘する営業企画部長・半沢と銀行本店へ復帰し、営業第二部次長として活躍する半沢の姿が描かれた。放送中、ツイッターでは10話連続で世界トレンド1位を獲得。全話のうちいずれかをリアルタイムで視聴した人数は全国で約6658万人を記録するなど社会現象ともなった。

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