永野芽郁(21)が4日、東京・花園神社で行われた主演映画「地獄の花園」(関和亮監督、21日公開)ヒット祈願イベントで、公開2週間前から早くも続編を熱望した。

永野は、映画のタイトルにちなみ、同神社でヒット祈願を行った後「大ヒット祈願ということもあったので、もちろん『大ヒットできますように』とお願いはしたんですけど、上映されている映画も多い中で、全ての劇場が開いているわけではないので、全国の劇場が無事に開いて『地獄の花園』を見て、笑ってもらえるような作品になったらううなという願いを込めました」と語った。4月25日から4都府県で3度目の緊急事態宣言が発出されるなど、感染拡大が続く新型コロナウイルスの収束を願った。

永野は、個人的に祈願したことを聞かれると「続編」と即答。「これは、もう、個人的な願いが強め。続編やりましょうって、大人も、まだ全然、何も言ってくれないので、ここで今、圧をかけておこうかなと」と笑った。劇中で、OLとして働く裏で社内で展開される熾烈(しれつ)な派閥争いを戦いつつも、普通のOL生活に憧れている田中直子を演じ、人生初の特攻服姿で肉弾戦まで演じた。

共演の菜々緒(32)から「結構、みんな『続編やりたいよね』みたいな感じで話していましたよ」と言われると、永野は「菜々緒さんが現場で撮影中に『本当に面白いから続編、国をまたいで出来たらいいよね』という話、されていたんですよ」と現場の裏話を明かした。その上で「OLの中でやっていたけど、違う業種の人、出てきても面白いよねという話を、身内で勝手に盛り上がっていたんですけど。世界中のOLを倒していくという…格好良いですよね」と続編の“世界展開構想”まで口にした。

菜々緒も「気持ちはね、何なら、前のめりですよ…あとは、スタッフさんがついてきてくれるかと…」と永野に続いて製作陣に圧をかけた。永野は「キャストを代表して、願ってはいるんですけど、大人の人が、どう動いてくれるか…楽しみですよね」と座長として続編を熱望した。

永野は作品について、、脚本家としても近年、進境著しいバカリズムが脚本を手掛けたオリジナル作品だったことで「脚本がバカリズムさんで、監督が関さんという時点で『(台本を)読まずしてやりたい』って言っていたので」とオファーを即決したと明かした。その上で「凶暴な私は、きっとこの作品しか見られない。だから真面目にやったし、今までと違う私を見せられると思う。私は本当に、大きな声を出すのが苦手。監督に『無理、無理』と言っていた」と笑みを浮かべた。