元フジテレビのフリーアナウンサー大島由香里(37)が出版した、初写真集「モノローグ」のサイン本お渡し会を取材した。発売されたのは2月だが、その後も売れ行きは好調で、4刷が決定したという。乃木坂46や日向坂46のメンバーの写真集が売れているのはよく知られているが、アイドルではなくても売れるコンテンツがあるということを立証している。

大島といえば、フジテレビ時代は報道番組の担当が多く、硬いイメージをもたれていたのだろう。それだけに、写真集には水着ショットやレオタード姿、アナっぽい衣装でのズブ濡れショットなどが収録されており、そのギャップが受けているように思う。

さらに、報道の担当が長いだけに、取材する側の意図もよく分かっている。本人も会見では「ついこの間まで、そちら側にいたので」などと語っていた。取材する側としては、記事にするにあたり、おいしいエピソードも欲しい。大島は番組で共演する橋本マナミに写真集を渡した際のやりとりを披露。

橋本から「白い水着がよかった。この年でお尻をキープできているのはすごいよ」と言われたという。さらに、年をとっていくとお尻はたれていくからとも。原稿には、艶っぽさの代名詞でもある橋本とヒップというワードが必然的に入る。会見の要点が分かっているなと感じた。【竹村章】