元AKB48で女優、モデルの篠田麻里子(35)が、「第13回ベストマザー賞2021」の「芸能部門」を受賞し、6日、都内で行われた授賞式に出席した。

19年2月に一般男性と「玄米婚」し、昨年4月に第1子となる長女出産を報告した。篠田は「今回の話をいただいて、私自身が1番びっくりしています」。コロナ禍での出産も経験し「見えないウイルスと、初めての出産の不安の中でした。わが子に会えた瞬間は感動という言葉では言い表せないくらい、ホッとしたというか、やっと会えたと思いました。医療従事者の皆さんにも感謝したい」と話した。

同じAKB48で、母としては“先輩”という前田敦子(29)にも、育児についてよく相談していたという。育児を頑張りすぎる篠田に「“適当”でいいんだよ。大丈夫だよ、育つから」と声を掛けてくれたといい「楽になりました。母にならなきゃ! とこの1年でずっと思っていたので、少し気を抜いていいんだよというのはありがたかったです。ママ友というより、先輩! 最高の仲間です」と感謝した。

さらに「娘はアイドルに?」との質問に、同い年の娘を持つ元モーニング娘。の藤本美貴(36)と「個人的にはオススメしないねという話になりました」と意見が一致したことも明かした。「私は運があってここまでこられたと思っているので…。実力のある方がたくさんいる中で活躍するのは大変。華やかですが、悩みもたくさんあったので、自分の子供には苦労させたくないかな」と話した。

昨年8月からは、YouTubeチャンネル「篠田麻里子ん家」を開設し、子育ての様子も明かしているが「子育てを1人でやっていると不安になったりすることもある。個人的にはママとしてはまだまだですが、ベストを尽くして子育ても楽しんでいきたいと思います」と笑顔を見せた。

同賞は、一般社団法人日本マザー協会が「ママの多様性、子育ての多様性」をテーマに、08年から開催。今回はほか、政治部門を三浦瑠麗氏(40)、スポーツ部門を潮田玲子(37)、文化部門を蛯原友里(41)、芸術部門を蜷川実花(48)、特別部門を家政婦のタサン志麻氏(42)がそれぞれ受賞した。