天気予報の可能性と魅力を知り、気象予報士を目指す「モネ」こと永浦百音の成長を描くNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)。

2014年春、宮城県気仙沼市の離島・亀島で育った永浦百音(清原果耶)は、高校卒業を機に、内陸の登米市の大山主・新田サヤカ(夏木マリ)の家に下宿して、森林組合の見習職員として働き始めます。娘が心配な父・耕治(内野聖陽)は、頻繁に百音に電話をしますが、百音は仕事が忙しく、なかなか連絡が取れません。そんなある日、東京から人気の気象キャスター・朝岡(西島秀俊)が、登米にやって来ます。実は朝岡はサヤカと、ある縁がありました。

百音は、サヤカの山の樹齢300年のヒバの木の存在を知って、心を揺さぶられる。森林組合の課長の翔洋(浜野謙太)は週末に登米の伝統の能の定例会を控えて、そわそわしていた。百音は、能舞台を見学に行き、サヤカと川久保(でんでん)が、ヒバの伐採について話し合っているのを目撃する。その夜、百音の妹・未知(蒔田彩珠)の水産高校での取り組みのニュースを見て、百音は妹をまぶしく感じる。