4月5日の公演中にくも膜下出血で救急搬送された歌手平浩二(72)が17日、都内で行われたコンサート、夢スター「春・秋」でステージ復帰を果たした。

コンサートの中盤、主催する夢グループの石田社長が登場し「コロナ禍ももちろんですが、4月はいろいろなことがありました。平浩二さんが倒れ、葛城ユキさんも入院しております。でも、平さんがお客さんに会いたい一心で、ステージに戻ってきました。仲間の声援も力になりました」と平を呼び込んだ。

真っ赤な衣装で登場した平は「元気になって戻ってきました。与えられた命ですので、これからも頑張って歌っていきたい」。ステージには、平と同じ春組の黒沢年雄、おりも政夫、桑江知子ら出場歌手が勢ぞろいし、「バス・ストップ」を歌う平に声援を送った。