キングコングの西野亮廣(40)が、製作総指揮、原作、脚本を担当したアニメ映画「映画 えんとつ町のプペル」がフランスで開催される世界最大規模のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」の長編映画コンペティション部門にノミネートされ、「若干、欲が出ちゃってます」と“本音”をもらした。

西野は21日、音声メディア「Voicy」を更新し、同映画祭に選出されたことを報告。製作段階から同映画祭を意識していたといい、「今回ノミネートされた長編アニメは、世界で11本。この中から、グランプリが決まるわけですが、相方の梶原君は『ノミネートされただけでも凄いことじゃん!よかったじゃん!』と言うのですが……お恥ずかしい話、若干、欲が出ちゃってるんですよね。神様はこんなヤツを選ばないと分かっているのですが、若干、欲が出ちゃってます」と、笑いながらもグランプリ受賞への思いを語った。

「たくさんのスタッフの頑張りと、たくさんのファンの応援があって、こういう機会をいただけているわけですから、『作品に携わって良かった』と思って欲しいし、『作品を応援して良かった』と思って欲しい」との思いから、「『賞』とかは、あんまり興味がないタイプの人間だと思っていたのですが…どうやら、そうでもなかったみたいです(笑)」と西野。「なので、こうなったら、あとは神頼みです。毎日、神社に通って、神様に課金して『グランプリが欲しいです』とお願いしてきます」と語った。

同作は、第44回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞。6月に開催されるロッテルダム国際映画祭50周年記念祭のクロージング作品として招待されている。