豊原江理佳(25)前山剛久(30)が21日、ダブル主演を務めるミュージカル「ゆびさきと恋々」(6月4~13日、東京・本多劇場)のオンライン取材会を行った。

森下suu氏が、月刊少女漫画誌「デザート」(講談社)で連載中の同名漫画が原作。聴覚障がいがある雪(豊原)が、ある日、助けてもらった大学の先輩・逸臣(前山)に恋心を抱くラブストーリー。

豊原は「原作を読んだときは本当にきゅんきゅんしました。実際演じてみると恥ずかしいくらい」と照れ笑いを浮かべ「人と人との思いがつながること、心の声を歌で表現することをぜひ劇場で見ていただきたいです」と力を込めた。

前山は「この作品をミュージカルにすると聞いた時には映像の方が良いのでは?と思った」というが「心の声を表現できるミュージカルという形でやることにすごく意味があると思いました」としみじみ。

コロナ禍で行われるミュージカルについて「いろいろな議論がありますが、医療従事者は病気を治すけどエンターテインメントは心を直す仕事」と話し「ぜひこの舞台を見て、生きていてよかったと感じて欲しいです」と訴えた。

そのほか林愛夏(25)青野紗穂(23)池岡亮介(27)上山竜治(34)が出席した。宮城紘大(26)も出席予定だったが体調不良のため急きょ欠席。PCR検査は20日に受検し、陰性だったという。