乃木坂46最年少の筒井あやめ(16)が3日、主演舞台「目頭を押さえた」(6月4日初日、東京芸術劇場シアターイーストなど)のゲネプロに出席した。ダブル主演の女優秋田汐梨(18)、共演の林翔太(31)とともに、初日公演に向けてのコメントを寄せた。

舞台単独初出演で初主演となる筒井は、初日を前に「杉山遼役を演じさせて頂きます、筒井あやめです。お芝居という未知な世界に飛び込むということで最初は不安な気持ちでしたが、今は楽しめています。見てくださる方を『目頭を押さえた』の世界に引き込むことができるよう、精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。

秋田は「いよいよ初舞台の本番! 不安や緊張でいっぱいですが、皆さんに良いものをお届けできるよう、最後まで気を抜かず頑張ります。楽しんでお芝居ができたらいいな、と思っています」とコメント。林は「このカンパニーは本当の家族のように仲が良くてとても居心地が良いです。田舎で暮らす家族の日常をのぞき見している感覚でこの作品を楽しんでいただけたらうれしいです」と伝えた。

12年初演の「目頭を押さえた」は、横山拓也氏が作、寺十吾氏が演出を手掛ける。とある集落を舞台に、写真家としての才能を開花させていく高校3年生の遼(筒井)と、仲良しのいとこで同級生の修子(秋田)の2人を軸に、家族や教師たちの人間模様を描く。