MBS(大阪市北区)は11日、同局の河田直也アナウンサー(47)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。同局によると、河田アナはこの日朝、37度台の発熱があり、PCR検査を受けたところ、陽性が確認されたという。

河田アナは、同局夕方のワイド情報番組「よんチャンTV」(月~金曜、午後3時40分)を進行しているが、この日は冒頭で、代役を務めた山中真アナウンサーが、河田アナの感染と欠席を伝えた。

同番組では、月曜レギュラーのナジャ・グランディーバ(47)が、出演翌日の8日に感染が判明し、発表されている。ただ、この例について、保健所は「濃厚接触者はいない」と判断しており、同局は「因果関係や感染経路は分かっていないが、同じスタジオ内でマスクを外して出演していた2人が相次いで陽性となったことから、感染防止策をとる」とコメントした。

同局ではナジャの感染が判明した8日にスタジオの消毒を行い、河田アナも10日までは出演していた。ところが、この日朝になって河田アナに発熱の症状が出たため、スタジオをあらためて簡易消毒するなどし、月曜出演だったアナウンサーらは自宅からラジオ放送、番組休演などの措置をとったという。

同局では、この日の放送後、夜にもあらためて専門業者による消毒を行う。