歌手加藤登紀子(77)が、先月30日に心不全のため亡くなっていたことが分かった小林亜星さん(享年88)について、コメントを発表した。

加藤は、小林さんが作曲した「赤い風船」で1966年(昭41)の日本レコード大賞「新人賞」を受賞。70年には、大関酒造のCM曲「酒は大関こころいき」を歌っていた。

加藤は「小林亜星さん作曲の『赤い風船』で66年に新人賞をいただかなかったら、今の私はなかったと思います。70年には大関のCMソング『酒は大関』を歌わせていただき、今も続いている『ほろ酔いコンサート』ではいつも大合唱になります。ポップな歌から演歌まで、本当に楽しい歌をたくさん残してくださり、ありがとうございました。突然の訃報、本当に寂しいです。心からの拍手でお送りしたいです」と悼んだ。