99年3月開業のコンサートホール「Zepp Tokyo」(東京・青海)が、来年1月1日を持って営業終了することが21日、公式ホームページで発表された。

この日、同ホールがある複合施設、お台場パレットタウンの各館も閉館することが、同所を運営する「臨海副都心パレットタウン協議会」から発表された。

「Zepp Tokyo」は、国内では3カ所目の「Zepp」として99年3月に開業。TRICERATOPSがこけら落とし公演を行って以降、23年間で約6000もの催事が開催され、約1300万人を動員してきたという。

多くのアーティストにとっても、同所でのスタンディング公演は“目標”の1つにもなっており、現在では国内外の「Zepp」の中でも“旗艦店”となっていた。

同ホールは「実質的最終営業月になる12月は“Thanks & So Long!”月間とし、何度も舞台に立っていただいたアーティスト様を中心に今後も全国のZeppでパフォーマンスを行っていただきたいアーティストの皆さまにご出演いただき、“思い出を”、“夢を”奏でながら感謝、そして笑顔で最終営業日を迎える所存でございます。今後も閉館に向けての施策など、随時発信して参りますのでご期待ください」とした。