米女優シャロン・ストーン(63)が、新型コロナウイルスのワクチン接種を出演する作品の関係者全員に求めたことで解雇される危機に直面していると明かした。

オンラインサイト、デッドラインが報じたもので、ストーンは出演が決まっている作品で撮影が開始する前にスタッフやキャスト全員がワクチン接種を終える確約が得られていないことから、現場には行かないと宣言。「俳優は安全ではない職場で仕事をすべきではない」と語っている。

変異種デルタ株のまん延で新型コロナウイルスの感染者数が急増する中、ハリウッドではネットフリックスがキャストとスタッフ全員にワクチン接種を義務化する方針を示したばかりだが、宗教上や健康上の理由での除外は認められている。

俳優ショーン・ペンも自身が出演するテレビドラマの関係者全員にワクチン接種を求めていることが報じられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)