元プロボクシング元WBA世界ライトフライ級王者でタレントの具志堅用高(66)が2日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。毎週月曜午前6時15分からのコーナー「カチタスpresentsお家つなごう」でパーソナリティーのフリーアナウンサー生島ヒロシ(70)とトークを繰り広げた。

現在は大手お笑い芸能事務所「太田プロ」に所属して、バラエティー番組で「ちょっちゅね」の口癖で知られる。現役時代を知らない若者には“お笑い芸人”と見られがちだが、現役時代の実績は圧巻だ。

「カンムリワシ」「100年に1人の男」の異名を取り、WBA世界ライトフライ級のタイトルを前人未到の13回連続防衛。出身地の沖縄・石垣島の離島ターミナルの桟橋前には両手を高々と挙げたモニュメントが立ち、観光客には人気の写真スポットになっている。

具志堅と生島には、TBSつながりの縁がある。生島がアナウンサーとしてTBSに入社したのが1976年(昭51)。その年の10月10日に具志堅がファン・グスマン(ドミニカ)をKOで下して、タイトルを獲得した試合を中継したのがTBSだった。以来、具志堅はTBSのボクシング中継の顔として、生島は看板アナウンサーとして活躍した。

生島から「チャンピオン、おはようございます。お若いですね」と言われると、具志堅は「いや~、体力が落ちましたね」とポツリ。だが、オリンピックの話題になると往年のファイティングスピリットがよみがえり「そりゃあ、元気もらいますよ。感動しますね。13歳のスケボー選手、びっくりしますね!」と日本史上最年少で金メダルを獲得したスケートボード女子ストリート・西矢椛(もみじ)の活躍を喜んだ。

具志堅は「カチタスpresentsお家つなごう」の8月のマンスリーゲストとして登場する。