テレビ朝日の五輪番組スタッフ10人が、五輪閉会式後の8日夜に都内で飲酒会合を開催し、9日未明にスポーツ局の20代女性社員1人が誤って店の外に転落、負傷し緊急搬送されたことで、会場となった「カラオケパセラ渋谷店」を運営するパセラが11日、「大変ご心配とご迷惑をおかけしております」と謝罪コメントを発表した。

公式サイトで「弊社施設カラオケパセラ渋谷店において、外階段踊り場(1階と2階の中間の踊り場)から飛び降り、怪我をされた方がいらっしゃいました」と報告。「昨日より、警察を中心に調査を行っておりますが、現時点では事件性は無いとのご報告を頂いております」と、事件性のない事故だったとした。

SNSなどで「鍵の施錠」に関する質問があったことにも回答。「各階から外階段及び1階公道への避難路の安全確保に問題はございませんでした。なぜ、途中から飛び降りられたのかは、関係部署が現在調査中でございます」と説明した。

また、営業協力金についての質問もあったとして「制度に基づき適切(カラオケパセラ渋谷店は申請致しておりません)に対応致しております」とし、「特定業界関係者への優先対応等に関しましても、その様な事実は見受けられませんでしたが、誤解を受けるようなことが無きよう、より一層注意喚起をさせて頂きます」と記している。