ロンドン五輪体操女子日本代表の田中理恵氏が、チャリティー企画「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」の第6走者を務めた。

昨年に続き、公道を使ってのチャリティーマラソンが、新型コロナウイルス感染予防の観点から中止。福島のJヴィレッジの閉鎖された安全なコースを計10人で、リレー形式で100キロを走る。

田中氏は、第5走者を務めた元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏を「あと少し!がんばってください!」「ナイスファイト!」と迎え、エアタッチの後「いってきます!」と笑顔でスタートした。

田中氏は、同局を通じて「2011年、東日本大震災の後、『好きな体操をやっていていいのか…』と悩みました。しかし、被災地を体操チームで訪ねた時、とても喜んでくれた事で迷いが吹っ切れ、覚悟が決まりました。2012年私がロンドンオリンピックの舞台に立てたのは、ファンの方々の応援のおかげでした。今回24時間テレビで走ることによって、皆さんに恩返しができればいいなという思いで、心を込めて走らせてもらいたいです」とコメントした。

21日に、第1走者は番組メインパーソナリティーを務めるKing&Prince岸優太、第2走者は東京五輪卓球混合ダブルス金メダリスト水谷隼が担当。今日22日は、早朝から第3走者をトリノ五輪女子フィギュアスケート金メダリスト荒川静香氏、第4走者を務めた東京五輪女子レスリング金メダリスト川井梨紗子友香子姉妹、第5走者を元ラグビー日本代表の五郎丸歩氏が務めた。

リレーの応援として集まった募金は、11年東日本大震災、16年熊本地震、18年西日本豪雨といった被災地の復興支援に活用される。

他のリレーメンバーは、番組内で随時発表される。