英国で大ヒットアクション映画「ミッション：インポッシブル」シリーズ最新作を撮影中の米俳優トム・クルーズ（59）が、英中部ワーウィックシャーのとある民家の庭にヘリコプターで着陸して話題になっている。
英BBCテレビによると、同地に暮らす一般人のアリソン・ウェブさん宅に「あるVIPが遅刻しそうになっていて、お宅の土地にヘリコプターを着陸をさせてもらえないか」と問い合わせる電話があり、その申し出を受け入れたところ着陸したヘリコプターからクルーズが下りてきたという。
同局によると、ヘリコプターは着陸を予定していた空港が一時閉鎖されたことから急きょ代わりの着陸場所を探す必要が生じ、スタッフの目に留まったのがたまたまウェブさんの庭だったという。
「ヘリコプターが庭に着陸するのを見たら、かっこいいと子どもたちが喜ぶと思ったの。そしたらトム・クルーズが降り立ってきて、ワォってなって。彼はすぐに子どもたちのところにやってきて、肘タッチであいさつして会話してお礼を言われた」とワッツさん。
クルーズはその後、お礼に子どもたちをヘリコプターに招待して遊覧まで提供してくれたといい、子どもたちとの記念撮影にも気軽に応じるなど一家にとっては夢のような出来事になったようだ。
コロナ禍で撮影が中断するなどして公開が延期された「ミッション：インポッシブル」シリーズ第7弾は、来年5月に全米公開を予定している。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
