大竹しのぶ(64)が27日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「岬のマヨイガ」(川面真也監督)初日舞台あいさつで、長女のIMALU(31)が小学生の時の自由研究で「心霊スポット巡り」をやったと明かした。

大竹は、夏休みの思い出を聞かれると「海で泳いだり、川に行ったり、キャンプしたり…子どもたちと一緒に、いろいろなことをやってきた夏休み」と笑顔で振り返った。その上で「夏休みの自由研究があって、娘が小学生の時『何にするの?』って言ったら『心霊スポット巡りをしたい』って言って。いろいろ東京の心霊スポットを調べて、やっちゃいけないことなんですけど行って、娘がその前に立って私が写真を撮って模造紙に貼ってなんで心霊スポットなのか?(と書く)」と説明した。

そして「まとめとしては…そんなに何も感じず、これは、ただだまされているのではないか、など…あまり遊び半分で、こういうことをしてけない、ということが分かりました、という研究でした」と締めた。司会のフジテレビ久慈暁子アナウンサー(27)から、写真に何か写っていたかと聞かれると、大竹は「なかなか(やる人は)いないですよね。面白かったです。写真には(心霊は)1枚も、何も写っていなかった」と笑った。

家族とは何かを聞かれると、大竹は「難しい質問。たまたま家族になったという考え方を、私はしていて。子供も自分のものではない、いつかは旅立っていくという風に捉えなくてはいけないなと思っている」と家族観を語った。その上で、コロナ禍を踏まえ「こういう時期になった時に、会える、触れ合える人っていうのは、家族以外ない。家族というものに対して考えさせられる時期だと思います。私は3年前、母を失ってだんだん、家族の形態が変わっていくんですけれども、人を思う気持ちを大事に、形態が変わっても家族を大事にしていきたいと思います」と語った。