前千葉県知事のタレント森田健作(71)がパーソナリティーを務める、FM NACK5「森田健作 青春もぎたて、朝一番!」(日曜午前5時30分)の9月分の収録が30日、都内のスタジオで行われ、今年デビュー30周年を迎えた歌手で女優の観月ありさ(44)が出演した。

芸歴の長い2人だが、これまでに共演歴はなくこの日が初対面。観月は「メディアで拝見するだけで、もっと緊張するかと思いましたが、とっても気さくでお話ししやすかったです」。森田も「活躍は知っていたけど、悪役に挑戦したり、直感力を大事にする話を聞いて、あらためて素晴らしい方だと思った」とそれぞれを語った。

デビュー30周年の観月は、朗読や歌、ダンスを融合させたリーディングコンサートを開催するほか、日本テレビ系連ドラ「私たちはどうかしている」では、「この疫病神!」とののしるなど、ヒロインをいじめる悪役に挑み、役の幅も広げてきた。映画「劇場版 ルパンの娘」(10月15日公開)では、20代から60代まで演じられるというオファーを受け、深田恭子演じる主人公の叔母役で、泥棒スーツやアクションにも挑んだ。

30周年について観月は「一番のライバルは自分だと、前回よりは上回らないといけないと、自分で壁を高くして、王道ではない芝居をしたいと、乗り越えてきました。でも、求められるものは変わってくるので、求められるものをやっていきたいですね」。変わらない体形についても「メンテナンスの時間はかかるようになったかもしれません。でも、経験値があるので、きっちりとこなす感じです。若い時は、3日間でリンゴ1個などというダイエットをした時もありましたけど、今は、自分にあったやり方が分かってきました」と話した。