嵐の相葉雅紀(38)が10月期のテレビ朝日系連続ドラマ「和田家の男たち」(金曜午後11時15分)で主演を務めることが8月31日、分かった。

相葉にとって、昨年末に嵐としての活動休止を発表してから初の主演ドラマ。さらに、2018年に主演を務めた同局系ドラマ「僕とシッポと神楽坂」以来、3年ぶりの連続ドラマ出演になる。

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相葉が演じるネットニュースの記者の息子。テレビ局勤務の父、新聞記者の祖父という“マスコミ一家”の「和田家」を舞台に、男だらけの家族が織り成す、異色のホームドラマだ。

コロナ禍で15年勤めた会社が突然倒産し、デリバリーサービスの配達員をしていた和田優(相葉)が、二十数年ぶりに再会したテレビ局で勤務する父(佐々木蔵之介=53)と新聞記者の祖父(段田安則=62)と一緒に暮らすことになる。そして、ひょんなことからネットニュース編集部の記者として記事を書き始める。相葉は役どころについて「しばらく会っていなかった父、祖父と再会し、まさかの男3人暮らしをスタートさせる中で、少しずつ打ち解けながら、記者としても成長していくといった物語になっていますので、優と一緒に僕自身も回を重ねながら成長していきたい」と力を込めた。

相葉と佐々木は初共演。相葉は佐々木に対して「作品を拝見すると、どんな役も演じられて、セクシーで、優しくてすてきな方という印象」と語った。段田とは20年前、嵐結成後、初めて出演した連続ドラマで共演していたといい「20年ぶりにご一緒させていただくので、うれしい気持ちでいっぱいです」と胸を躍らせた。

脚本は大石静氏で、三者三様の「マスコミ」の立場から、異なる価値観などを戦わせ、「何が問題なのか?」「マスコミとは何か?」など今の時代を伝えていく。佐々木は「報道マンとしての誇り、使命、礎がどのようなものか考えながら気概を持って演じていきたい」と気を引き締めた。段田は「最近ではなかなかなさそうな作品。ぜひ楽しみに」。相葉は「皆さんの金曜の夜の癒やしになれたらうれしく思います。全力を尽くし、すべてを出し切るつもりで頑張ります」と意気込みを語った。