NHKは1日、清原果耶(19)主演の連続テレビ小説「おかえりモネ」の新たな出演者として、声優山寺宏一(60)らを発表した。27日からスタートする第3部「気仙沼編」の新キャストとして登場する。

宮城県で生まれ育ち、東京で気象予報士として奮闘する「モネ」こと永浦百音(清原)の成長を描く物語。東京で働く中、百音は地域に根差した気象の仕事に興味を持ち始める。27日放送開始の第20週では、ついに気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」気仙沼支社第1号の社員として故郷・気仙沼に帰ることになる。

山寺は気仙沼市役所の名物課長・遠藤克敏を演じる。観光課と、住民の要望に応える「はまらいん課」の課長を兼任し、気象予報で地域に貢献しようと奮闘する百音にとって心強い存在となる。宮城出身の山寺は「出演のオファーをいただいたときは『待ってました!』とあまりのうれしさに飛び上がりました。しかも、気仙沼のことを心から愛している遠藤課長というキャラクターを演じることに」と、郷土愛あふれる役柄に大喜び。「気仙沼編も絶対に面白いです!爽やかな感動をお届けすることをお約束いたしますので、ぜひ楽しんでください!」と意気込んでいる。

17年ぶりの朝ドラ出演となる山口紗弥加(41)は、気仙沼で居酒屋を営む女性・高橋美佳子として登場し「忙しい朝、“おかえりモネ”が、やさしい時間を運んでくれますように」とコメントしている。

東京から来た大学生・水野一花を演じる茅島みずき(17)、百音の職場にふらりと現れた謎の中学生・石井あかりを演じる伊東蒼(15)は朝ドラ初出演。気仙沼のコミュニティFMの代表・小山繁樹を佃典彦(57)、気仙沼中央漁協の組合長・太田滋郎を菅原大吉(61)が演じる。