デヴィ夫人(81)が2日、都内で自身が開催した音楽コンクール「第1回 イブラ・グランド・アワード・ジャパン」のグランプリ発表会に出席し、グランプリに、新井貴盛さんが輝いた。

同コンクールはイタリア・イブラで30年にわたって開催されており、今回はそのアジア版。参加者の条件は日本国籍を有することのみ。そのほかの学歴や年齢などは一切設けていなかった。

デヴィ夫人は「コンクールというので、誰かを選ばなければいけない。心を鬼にする非常に苦しい思いをした」と、話した。新井さんはじめ、ファイナリストに向け「クラシックは普遍であり、音楽家は人類の財産だと信じています。1つのステップとして、これから世界に羽ばたいてほしい」とエールを送った。

同コンクールの審査基準は演奏だけでなく、自己PRなど人間性も含め総合的に審査された。優勝者には賞金100万円のほか、ニューヨーク・カーネギーホールでの出演機会が設けられる。