覚醒剤取締法違反(所持)などの罪に問われ、昨年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡された後、活動休止中のシンガー・ソングライター槇原敬之(52)が6日、楽曲制作活動を再開することを公式サイトで発表した。また、活動復帰作となるニューアルバム「宜候(ようそろ)」を10月25日に配信、同27日にCD発売することも発表した。

槇原は以下の文面を公式サイトに掲載した。

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昨年私の犯した罪により、ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。

自分の甘さや自覚の無さ、一人の人間としての未熟さを痛感し、日々深く反省しております。

活動を休止し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には音楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました。

時期尚早とお叱りを受けるかもしれませんが、もう一度心新たに活動を再開いたします。

皆様の信頼を取り戻せるよう、精一杯真摯な気持ちで取り組んでまいります。

書面でのご報告となりますこと、何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。

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槇原は覚醒剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法違反(同)の罪に問われ昨年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡された。判決によると、18年3~4月、東京・港区のマンションで危険ドラッグ「ラッシュ」約64・2ミリリットルと覚醒剤約0・083グラムを所持。20年2月には東京・渋谷区の自宅でラッシュ約3・5ミリリットルを所持したとされた。公判後には公式ホームページで、予定していた活動を休止することを発表した。