市川海老蔵の長女・ぼたん(10)が、10月16日スタートの日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(土曜午後10時)に生徒役で出演することが6日、分かった。

同作は、高瀬志帆氏の同名漫画が原作で、中学受験の実態をリアルに描いている。主人公の最強で最悪なスーパー塾講師・黒木蔵人を柳楽優弥(31)が演じる。

ぼたんは、柳楽が着任する業績不振の中堅受験塾「桜花ゼミナール」吉祥寺校に通う生徒・浅井紫(ゆかり)を演じる。今年3月に父・海老蔵が主演したフジテレビ系スペシャルドラマ「桶狭間~織田信長 覇王の誕生~」に出演したが、現代劇は初挑戦。「『出てみたい! 私でいいの?』という気持ちでしたが、すごくうれしかったです」とオファーを振り返った。

連続ドラマの出演も初めて。撮影初日を終え「みなさん優しくしてくださり、ドラマの撮影はこういうものなんだと知り、そこからドラマに出演したいという気持ちが強くなり、今はすごく楽しいです」と思いを表現し、「今朝、出かける前にお父さんからは『楽しんできてね!』と言ってもらいました」と、海老蔵とのやりとりを明かした。

さらに「監督さんから『ここ気をつけてね!』と言われたところが出来るかな、せりふをうまく言えるかなと練習していてもすごく不安でしたが、学園ドラマの細かいことも知りとても楽しかったです」。

初日の自己採点は、100点満点で60点と厳しかった。「もっと頑張っていきたいと思います!!」と向上心を見せ「一生懸命『浅井紫役』を演じます。どうぞ見て下さい! よろしくお願い致します」と呼び掛けた。

次屋尚プロデューサーは「キリッとした聡明(そうめい)と、幼くも優しさを持ち合わせたぼたんさんの表情は、このドラマを支える大きな魅力のひとつになるに違いありません」と期待を寄せた。