モデル冨永愛(39)が10月14日スタートの米倉涼子(46)主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜午後9時)の初回にゲスト出演することが22日、分かった。

17歳でNYコレクションでデビューし、世界の第一線でトップモデルとして活躍する一方で、近年はTBS系ドラマ「グランメゾン東京」に出演するなど、女優としても活動の幅を広げている。同ドラマでは、政治家の患者役に初挑戦する。

以前から「ドクターX」を見ていたといい「ゲスト出演が決まったときは素直にうれしかったです」と出演を喜んだ。

連続ドラマとしては第7弾。ドラマの初回平均視聴率は20%を超え、毎シーズンにわたり、初回ゲストは豪華なラインアップだ。

冨永が演じるのは、SDGsにも精力的に取り組む参議院議員・一橋由華。政治家であり、患者でもあるという役どころだ。胆石症のオペを未知子(米倉)に依頼した直後、急性胆のう炎で倒れてしまうというシーンもある。冨永は「痛みが半端ないと聞いていたので、そこはリアルに見せたいと思い、一生懸命演じさせていただきました」と振り返った。倒れるという芝居については「本当に難しく、実はリアルを追求した結果、肩を痛めてしまった」と衝撃の告白をし、「まさに“渾身(こんしん)の倒れ”です(笑い)。その成果をぜひ見ていただきたい」と力を込めた。

米倉とは8年来の仲だが、ドラマ共演は初めてだ。「変わらずきれいで、とってもパワフルな米倉さんと、現場でいろんなお話ができて楽しかったです。今回は米倉さんとバチバチのバトルも演じているので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいです」と見どころを話した。

モデルと女優の共通する「表現する」ということ。冨永は「表現することが好きなので、女優業も心から楽しんでいるんです。モデルと違って言葉の表現もありますし、演技は総合芸術。すごく挑戦しがいがあるので、今後もいろんな役を演じたい! 機会があれば、お医者さん役にもぜひ挑戦したいです」と意欲をにじませた。