ジャニーズWEST重岡大毅主演のTBS系連続ドラマ「#家族募集します」(金曜午後10時)最終話が24日、放送され、平均世帯視聴率が8・8%(関東地区、速報値)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・7%だった。

第1話は7・7%、第2話は7・8%、第3話は5・1%、第4話は7・0%、第5話は5・4%、第6話は6・4%、第7話は7・0%、第8話は7・8%だった。

同作は、さまざまなバックグラウンドを持つ人々がひとつ屋根の下で子育てをする、一風変わったホームドラマ。重岡演じるシングルファーザーは、5歳の1人息子の子育てに苦戦する中、偶然再会した幼なじみ(仲野太賀)の思い付きに巻き込まれ、空き物件で共同生活することになる。木村文乃演じるちょっと堅物な小学校教師のシングルマザーと、岸井ゆきの演じる子持ちのシンガー・ソングライターと出会い、男女4人と子ども3人で暮らしていく。

最終話で、蒼介(仲野太賀)は、突然涙をこぼした。蒼介がひとりで何かを抱えていることを察した俊平(重岡大毅)は「今度は自分が話を聞く番だ」と屋上で蒼介に語りかけた。蒼介は、銀治(石橋蓮司)の見舞いに一緒に来てほしいと言った。2人が病院へ向かうと、そこには銀治の息子の妻・久実子(ヒコロヒー)の姿があった。俊平は、銀治と家族が疎遠になった事情を知り、蒼介がそのために思い悩んでいたことを理解した。銀治の家族の問題を解決したい思いはあれど、それは同時に銀治の家族がにじやに戻ってくることを意味していた。そうなれば、礼(木村文乃)やめいく(岸井ゆきの)、黒崎(橋本じゅん)とのにじやでの暮らしは終わってしまう。

俊平と蒼介は、にじやに戻り、“家族”たちに全てを打ち明けた。礼とめいくは戸惑いを隠せなかった。それぞれの思いが交錯する中、ついに銀治の息子の達也(宇野祥平)と久実子がにじやにやって来た。さらに、黒崎の元妻・黛倫子(平原綾香)もいつきを引き取りに現れた。