人気YouTubeチャンネル「ヒロシの時事ニュースチャンネル」「ヒロシのプライベートチャンネル」を運営するユーチューバーのヒロシさんが、肺炎により25日に死去したことが分かった。同チャンネルのアシスタント、岩(いわ)さんによって報告した。

岩さんは28日、「ヒロシのプライベートチャンネル」に音声をアップし、「今月9月25日の夕方、ヒロシは肺炎でこの世を去りました」と報告。「今の段階では肺炎との結果ですが、簡易PCR結果ではコロナ陽性の反応が出ており、ほぼ、コロナに感染してこの世を去ったかと思います。去る時も非常に苦しかったと思います」とした。

ヒロシさんは亡くなる数日前から、風邪のような症状で体調を崩し、寝込んでいたという。その後、ヒロシさんと連絡が取れなくなり、25日に「彼の自宅に警察と救急隊を向かわせて入ってもらったところ、もうすでにこの世を去っていました」と、経緯を説明した。

岩さんは、寝込んでいたヒロシさんに病院での検査を勧めたというが、ヒロシさんは受け合わなかったという。「多分ヒロシは軽く考えていたんだと思います。あの時、もう少し強く言っておけば良かったなと後悔しております」とし、「まだまだ彼自身もYouTube活動を頑張ったり、日常生活でもやり残したことが多々あったと思います。僕も彼とまだまだ一緒にやりたいこともありました。それももうできなくなって本当に残念でなりません」と述べた。

ヒロシさんのチャンネルについては、遺族と話し合った結果、当面は残すことになったという。その後の対応については追って報告するとし、「今までヒロシを可愛がってくれた、愛してくれた皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました」とファンに感謝した。

ヒロシさんは登録者17万人超の「ヒロシの時事ニュースチャンネル」と、登録者13万人超の「ヒロシのプライベートチャンネル」を運営。「時事」では軽妙ながらも鋭い視点や語り口で人気を得ていた。