小栗旬が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」(日曜午後9時)第1話が10日、放送され、平均世帯視聴率が15・8%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は9・7%だった。

1973年に刊行された小松左京氏による小説「日本沈没」が原作。翌74年にも同局でドラマ化された。今回は、2023年の東京を舞台に、日本沈没という未曽有の危機が迫る中、小栗演じる野心的な環境省の官僚・天海啓示らが立ち向かっていく姿が描かれる。

第1話で、東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で地球物理学の権威である世良教授(國村隼)のもと「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。

さらに官房長官の長沼周也(杉本哲太)が、東山が“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた「日本未来推進会議」を発足すると発表。そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。目的達成のために強引な手段もいとわない天海は、自身の提案を通したいがために東山総理にすり寄り、同時に総理の抵抗勢力である政界のドン・里城副総理(石橋蓮司)をも懐柔しようとした。さらには、両者に顔が利く「生島自動車」会長兼経団連会長の生島誠(風間杜夫)を同期の常盤から紹介してもらい、近づいていった。

そんな折、ネットに関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載った。この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面した。しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」という不気味な予言を放ち、天海は翻弄(ほんろう)された。

そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられた。

一抹の不安を抱えつつ、常盤とともに趣味のスキューバダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇した。