日韓含む多国籍7人組ボーイズグループ、ENHYPEN(エンハイプン)が12日、初のフルアルバム「DIMENSION:DILEMMA」をリリースし、オンラインで会見を行った。

同作は、予約販売開始から約3週間で、91万枚以上の先行注文量を記録しているという。今回のアルバムについて、JAKE(18)は「今回の『DIMENSION』シリーズでは、他の世界に足を踏み入れ、この世界が思ったよりも複雑で矛盾した、新しい次元の世界だということに気付いた後の物語が盛り込まれています」と紹介した。

初のフルアルバムに、JAY(19)は「ミニアルバムより、曲の数が多くなりました。曲の数はそんなに重要なものではないかもしれませんが、それほど時間と努力をしたので、意義深く感じます」。HEESEUNG(19)は「緊張したり、ドキドキしましたが、最善を尽くして準備しました。成長した姿をお見せしたいと思いました」と話した。

リード曲「Tamed-Dashed」は、1980年代のサウンドを連想させるギターとシンセサイザーサウンドが特徴の楽曲だ。SUNGHOON(18)は「これまで僕たちがやってきたタイトル曲より、明るい雰囲気の曲なので、初めて聞いたときは驚きました」と明かした。

ダンスのポイントについて、JAYは「キレキレダンスに爽やかさが加わったパフォーマンスですね。一言で『ノンストップ爽やかパフォーマンス』と表現したいです」。ダンスに定評のある、日本人メンバーのNI-KI(15)は「『仰ぎダンス』がポイントです。サマーという歌詞に合わせて、手で仰ぐ姿を表現してみました」と語った。

昨年11月の韓国デビューアルバムは、2カ月間で新人賞を4つ獲得。4月にリリースした2枚目のミニアルバムは、米国のビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」で18位にランクインするなど、世界的に人気を誇る新人グループだ。

今回のアルバムでの目標について、SUNOO(18)は「ENGENE(ファン)のみなさんにまず、感謝をお伝えしたいと思います。僕は今回のアルバムで、韓国の音源チャートで高い順位にのぼりたいですし、音楽番組でも、1位を獲得したいです。ですが、なによりもENHYPENは曲が良くて、ステージも上手だという評価をいただきたいです」。

リーダーのJUNGWON(17)は「僕たちの曲を聞いて、ステージをご覧になった方が、『あのパフォーマンスの素晴らしいグループはだれ?』と言ってくだされば本当にうれしいと思います。これからもっと成長して、K-POPグループの中で、最も注目されるグループになれればうれしいです」と意気込んだ。