ロックバンド、BUMP OF CHICKENが、映画「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」(大森貴弘監督、11月5日公開)の主題歌を担当することが12日、分かった。新曲「Small world」(発売日など未定)で映画を彩る。

放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の主題歌「なないろ」で話題の中、今度はアニメ映画を楽曲で盛り上げる。「すみっコぐらし」は12年に誕生したキャラクター。映画化は19年11月公開の第1弾に続いて、今作が来年迎える10周年記念作品。第1弾に続いて、井ノ原快彦と本上まなみがナレーションを務める。

元々、原作者のよこみぞゆり氏が、BUMPのファンで、大森監督やプロデューサーらも満場一致で依頼し、BUMP側も快諾。「Small world」は、美しいバンドサウンドにボーカル藤原基央の優しい歌声が印象的なミディアムナンバーに仕上がった。

よこみぞ氏は「BUMP OF CHICKENさんの曲は、ちょっと落ち込んだりした時にそっととなりにいてくれて、大丈夫、同じだよと言ってくれるような存在で、いつも励まされたり影響を受けたりしてきました。『Small world』は特にそんな優しさが詰まった曲で、すみっコぐらしも同じようにそっととなりにいるような存在になれたらという思いで生み出したキャラクターでしたので、思いが重なったようでとても感激いたしました」。

メンバーも「映画の1作目を見させていただき、メンバー一同とても感動しました。続編となる今作の主題歌を担当させていただけることを大変光栄に思います」とコメントしている。