“リアル峰不二子”“霊長類最強グラドル”の異名を持つ染谷有香(29)が16日、東京・ブックファースト新宿店で、自身初のヘアヌード写真集「This is the beginning」(光文社)発売イベントと記者会見を開いた。

染谷は会見の中で「お仕事、頑張ります」と強調した。16年に初写真集「Virgin Shot!」を発売し、17年には手の間から乳房が垣間見えるセミヌードにも挑んだが、自分の現在地点と目標の乖離(かいり)に葛藤し、そこから2年、グラビアから離れた。会見の中で「少し前まで活動をお休みしていたんですけど、漠然とした不安を抱えていたのが、クリアな不安になった。それを、どんどんブラッシュアップしていけるように頑張っていきたい」と、当時を振り返りつつ語った。

「クリアな不安」と語る言葉の裏には長年、ひそかに目標としてきた女優業への本格挑戦がある。そのことへの意気込みを聞かれると「気付いたことは、人生をエキサイティングに過ごせば、表現の幅も広がると思った。20代にやり残したことは、ほぼないんですけど、30代からも、ドンドン前進していきたい」と語った。

19年に「FLASH」から月1回、1年間掲載し、ヘアヌードまで挑むシリーズグラビア「染まるシリーズ」のオファーが届き「内面勝負だ」と思い、グラビア復帰を決意し、今回の写真集の発売に至った。そのことを踏まえ、染谷は「誘われたお誘いには全部、乗ろうかなと思います」と宣言した。