女優水川あさみ(38)の所属事務所が27日、マスメディアやファンに向けた声明文を公式サイトなどに掲載。事実と異なる臆測記事および、それらをインターネットで転載する行為などについて「しかるべき措置をとらせていただきます」との意向を示した。法的措置などを検討しているとみられる。

同事務所は「このたびの週刊誌の過度な憶測記事の掲載、インターネットでの転載や拡散につきまして、皆様へのお願いと、弊社の考えをお示しさせていただきます」とし、「ここ数日の記事の内容にありました、インスタグラムの投稿につきまして。新事務所設立(2016年4月1日)より以前の投稿はどんな内容にも関わらず削除をし、リスタートをさせていただいておりますが、事実と異なる内容が掲載されておりました」と説明。「また、その他の度重なる憶測記事に関しましても、本人のプライベートやSNSの一部を切り取って、裏付けのない事実が存在するような内容で、水川の名誉・イメージを毀損するものであることは明らかです」とし、「弊社といたしましては、しかるべき措置をとらせていただきます」とした。

続けて「役者である前に、一人の痛みを感じる人間です。弊社は、水川の幸せと尊厳を守り、寄り添っていく所存です」とし、皆様におかれましても、何卒ご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます」と呼びかけた。

水川は同日、自身のインスタグラムで、一部週刊誌報道に「憶測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事。事実無根だと言っても強行突破で発売され、その後の追い記事にもかなり目に余るものがあります。どうしてこんな信憑性のない、嘘にまみれた言葉で傷つけられなくてはならないんだろう」とつづっていた。

水川は16年4月に、それまで所属していた芸能事務所を退社し、個人事務所を立ち上げて活動している。