YouTubeチャンネルの登録者数40万人が目前になったお笑いコンビ、インパルス堤下敦(44)の「堤下食堂」に、俳優京本政樹(61)が出演する。

「40万人達成に向けて機運を高めたい」との要望に応えたもので、京本は堤下の腕に寄りをかけた牛タンレシピに舌鼓を打った。京本出演の動画は30日から公開される。

「堤下食堂」は、堤下が店長にふんして、さまざまレシピや料理を紹介するチャンネルで、一昨年8月にスタートした。京本は昨年4月も出演している。堤下は「ちょうど、登録者が30万人に迫るかどうかの時だった」と振り返り、京本の出演をきっかけに、一気に30万人の大台を突破した。

その後も、京本は同チャンネルに出演。今回は「40万人突破を祈願しての再登板」となった。

京本自身はYouTubeチャンネルを持たないが、出演依頼は多く、最近では酒井法子のチャンネルにも出演している。しかし「ただ出ても意味がない。どうせなら自らのキャラクターを前面に出したエンターテインメント性のあるものにしたい」と、自ら監督、出演して話題になっている三重・四日市のシティプロモーション映像「必見 四日市」の登場する“四日市の翔”にふんしての登場となった。

2人の出会いは3年前に里見浩太朗と京本が初共演した舞台「赤と黒 サムライ・魂」に堤下が出演したこと。京本は「ここ数年、テレビから娯楽時代劇が消えつつあり寂しく思っていました。そう言った中で、娯楽時代劇の要素を残したいという思いで演じてきたのが“四日市の翔”。『必殺シリーズ』では“組紐屋の竜”だったのですが、“翔”は、令和の合わせた新しいキャラクターにしたいと思っている。そういった意味でも、このキャラクターで登場することこそ意味があるし、何より見ている人も楽しめると思う」と話した。

今回は、堤下も京本に合わせて時代劇風のカツラをつけて登場する。堤下のレシピだけではなく、舞台「赤と黒 サムライ・魂」で培った殺陣も披露するなど、レシピはもちろんだが、エンタメ色も濃くなっている。